脊椎動物門 両生綱 無尾目 ミナミガエル科
マルメタピオカガエル
Lepidobatrachus laevis
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分 布
アルゼンチン、パラグアイ
体 長
約80〜120mm
【マルメタピオカガエル】
南米の池沼に棲息する水棲ガエル。バジェットガエルという別名で呼ばれることのほうが一般的です。
ほぼ水中で生活し、上陸することは稀です。泳ぎはあまり得意ではありません。背中にV字状に粒状の突起が並び、体色は灰褐色にオレンジ色の斑紋がはいるのが特徴です。乾期に、棲息する水辺の水が干上がると、コクーンと呼ばれる繭を土の中に作り、その中で休眠することで乾燥から身を守ります。
愛くるしい容姿と比較的丈夫であることから、ペットガエルとして人気があります。貪欲で目の前でうごくものには何にでも食いつき、また両手で餌を口に押し込もうとする仕草がとてもユーモラスで、たくさんの愛好家に親しまれています。
(2005.11)
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