アフリカ大陸コンゴ盆地周辺、標高300〜800メートルに生息する体色の美しいクワガタです。
体長は♂が約30〜58mm、♀は約27〜35mmと比較的小型種のクワガタといえます。♂はカラダ全体が黄褐色で、大型の個体になると頭部が盾状にせり出し、他のクワガタにはみられない独特の雰囲気を持ちます。また、♂♀ともに前胸背板に大きな黒い斑紋が2つあり、その模様が人の顔に似ているということがその名の由来とされています。羽化後約6ヶ月〜8ヶ月、成熟するまでなにも食べずに休眠します。成熟後は約2〜3ヶ月と比較的短命です。
日本では1995年から外国産甲虫の輸入が解禁され、メンガタクワガタは2000年6月に解禁となり、ペットショップ等で手に入れることができるようになりました(2004年4月現在)。(2004.9) |