節足動物門 昆虫綱 直翅目 バッタ科
トノサマバッタ
Locusta migratoria
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分 布
ほぼ日本全土の河原や草地など
体 長
約35〜65mm
【トノサマバッタ】
日本各地に見られる、体の大きなバッタです。
たいへん用心深く、敏感で、外敵などが近づくとあっというまに翔んで逃げていきます。跳躍力、飛翔能力が優れているので、捕獲することは容易ではありません。
体色が緑色をした「緑色型」と、茶色の「褐色型」が知られています。また、通常の単独で生活する個体を「単生(孤独)相」と呼びますが、稀に棲息環境において悪条件が重なった場合、「群生相」と呼ばれる、黒ずんだ体色で、頭部の形が角張った個体群が大発生することがあります。幼虫時に、同種の幼虫が同環境下において高密度で育ち、食物となるススキなどのイネ科植物が不足すると、脱皮を繰り返すと共に身体が黒みを帯び、さらに翅が通常よりも長くなり、長距離飛行能力に優れた成虫となります。これが「群生相」と呼ばれる個体で、気性も荒々しく、大群をなして移動を繰り返し、農作物等に深刻な被害をもたらすことがあります。
(2005.7)
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